アメリカ産を選ぶ理由
アメリカ食材辞典

大麦の中でも食物繊維（β-グルカン）を多く含み、もち種の大麦であるため、もちもちした食感が特徴です。通常の大麦よりもさらに水溶性食物繊維が多く、大さじ1杯（約10グラム）で最大1グラムの食物繊維を摂取することができます。

食材として使用されるのは、小麦（83%胚乳、15％外皮、2％胚芽）のうち胚乳の部分のみです。小麦は銘柄の配合により、強力小麦粉、中力小麦粉、薄力小麦粉に分けられます。近年、ふすまや胚芽を取り除かずに挽いた全粒粉の使用も増えています。

「カルローズ」とは、カリフォルニアのバラという意味の名前を持つ、カリフォルニア州オリジナルの中粒種です。日本で主に食されている短粒種とタイ米等で知られる長粒種の中間にあたり、双方の優れた点を持ち合わせ、軽い食感とアルデンテとも言える歯ごたえが特長です。

厳選された穀物のトウモロコシ（野菜のスイートコーンではない）の皮と胚芽を除去し、挽き割りした粉です。粗挽きをコーングリッツ、中挽きをコーンミール、細挽きの粉をコーンフラワーと呼ぶことが多いです。

イネ科の植物であるソルガムの中でも、ホワイトソルガムはさまざまなフレーバーに対応できるさっぱりとした無味無臭に近い穀物です。表皮を削った粒状の製品と小麦粉のように細かい粉状の製品があります。グルテンアレルギーの方にも料理やパン、お菓子など全般にお使いいただけます。

ミネラル分の豊かな水辺に自生しするイネ科マコモダケの種子です。名前にライスとつくので米の一種と混同されがちですが、米ではありません。近年ではスローフード食材として注目を集め、スープの具材や雑穀のブレンドなどにも活用されています。

輸入大豆の用途は搾油用として遺伝子組換え不分別ダイズ（GMO）が多く使用されています。加工食品用として高品質の非遺伝子組み換えダイズ（non-GMO）も輸入されています。米国産が最大シェアを持つ輸入品の一つです。

カリフォルニアでは、30種類以上ものアーモンドの品種が生産されていますが、形・味ともに粒ぞろいの「ノンパレル」と呼ばれる品種が50％以上を占め、日本に最も多く輸入されています。ホール、スライス、ダイス、パウダー、ペーストなど、バリエーションが豊富です。

クルミ科クルミ属の総称の落葉高木で、もとは北半球の温帯地域に分布していました。古くから食用としてだけではなく、薬用や染料、家具材など幅広く用いられ、現在では世界各地で栽培されています。また、クルミには殻付きとむき身があり、日本では概ねむき身が流通しています。

クルミ科カリア属のヒッコリーの一種で、スチュアート、ディザイアブル、シュライ等50を越える種類があります。非常に脂肪分が高く、「バターの木」というニックネームがあり、まれに生食される場合もありますが、通常はローストしたものを食べます。

スパニッシュ種、ランナー種、ランナー種、バレンシア種などの種類により大きさや油分など様々です。アメリカでは一般的にはローストしたスナックやピーナッツバター、デザートの材料として食べられています。

カリフォルニアで栽培された大粒のピスタチオを24時間以内に加工しています。カリフォルニアは、イランに次ぐ第2位の生産地として知られ、ピスタチオの’第二の故郷’といわれています。